つどいの広場 きらりっこ & 病児保育室 ウルル 改装③
今回の改修に当たっては不足していた収納を造作で作ることにしていました。
これまでのイメージを踏襲しながら制作した家具が上部の写真です。
お昼に食事をとる際に必要な折り畳みの机を収納し、利用者さんへの情報提供の冊子などを置くスペースとして天板を活用します。
オープン棚にしていたスペースに、偶然にも溢れていた幾何学形状のおもちゃがすっぽり収まってとてもスッキリしました。
こちらも収納スペースの確保です。
床上げをして畳スペースとしていた下部に引き出し式の収納を作りました。
高さは20cmそこそこですが、3連で2.4Mほどの長さが確保できたので、長物が収められるのではと期待しています。
引手は先ほどの家具と統一しています。
樹脂製のカラフルなもの、かわいいでしょ。
床もクリーニングしました。
施設の性格上あまり洗浄剤を使いたくなかったので、本当にゆるく一度汚れを落としてもらって、写真は保護のための米油を塗布しているとことです。
床は杉の無垢材を使用しているのですが、このような無垢材の保護塗料にはいつも頭を悩ませてきました。
使用した米油は臭いがほとんどせず、子供さんが仮に舐めても無毒である点、安心して使えます。
この床を貼ってから10年以上経つのでそれなりの傷、取れない汚れはあります。
しかし、それも私的には愛着のある「味わい」として利用者さんに理解していただければと願っています。
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