墨出し

解体も一部を残して終了し、墨出しを先週末に行いました。

解体の際にも思ったことですが、改修ではめくってみないと分からないなあ、ってこと。

前回でも触れましたが梁の組み方はバラバラ、柱は真っ直ぐではなくあちこちで方向も規則性なくコケている(歪んでいる)。

床のレベルも当然フラットではないので、新たにこちらでFL(床高さ)を設定してやって、既存と合わせる、という行為が発生します。

墨出しを行うにも設計図書の寸法が確保されているのか、確認しながらとなり、想定と違えばその場で判断し、調整することになります。

見えにくいですが、墨出しの様子です。

今回は厨房と客席のカウンター位置が肝でこの配置で使いやすい、快適かの配置の勝負が決まると思っていました。

店舗の間口は狭くはありませんが、当然ゆとりもなく、使い勝手なのか、お客様の快適性なのかをせめぎ合うことになります。

ちょうどよいバランスで写真の位置が決まったかな、と今はそう思っております。

一級建築士事務所 髙志設計室

肌触り良く、気持ちの和らぐ住宅設計を目指している建築設計事務所

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